高齢者虐待について

 
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管理者プロフィール

ファイナンシャルプランナー
介護支援専門員
介護福祉士

井上 歳行
(特養入所を考える会 代表)

市民後見人養成研修終了
認知症介護実務者研修終了

第28回新風舎出版賞
ノンフィクション部門優秀賞受賞

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 高齢者の割合について

 高齢者(65歳以上)の割合は現状で5人に一人程度まで高齢化が進んでいます。75歳以上となると10人に一人という世界でも例のない急速な高齢化が進んでいる。これはみんなが考えていかなくてはならない問題です。在宅介護が必要な家庭では老老介護(介護者の高齢化)が大変な問題となっています。




厚生労働省の政策について

 厚生労働省は平成124月に介護保険を導入いたしました。高齢者福祉は今までの行政による措置からサービスの選択ができるようになりました。

 この介護保険の基本は「在宅生活の継続」です。いつまでも自分の家で生活するために在宅サービスの強化や介護予防(平成184月〜)を推進してきました。

 しかしその反面、高齢化による老老介護の増加の問題が浮き彫りとなってきました。介護者の介護疲れが表面化し介護の負担からストレスが増大し、その結果、虐待につながることも少なくありません。




 高齢者虐待とは


1、 身体的虐待 

高齢者の身体に「殴る」「蹴る」といった暴力を加え、外傷・内出血などを生じさせてしまうこと。

2、 性的虐待 

高齢者に性的ないたずらをしたり、性的な行為をさせることです。

3、 心理的虐待 

高齢者に対して言葉による暴力(侮辱・脅迫)や無視をすることで精神的不安定にさせることです。

4、経済的虐待 

高齢者に対して年金を渡さない行為や、無断で財産を不当に処分したりすることです。

5、世話の放棄(ネグレクト)

介護が必要な高齢者に対して介護放棄をすることです。食事を与えないことや健康維持を放棄することです。同居人からの虐待を放置することもここに含まれます。




 高齢者虐待が表に表れにくい理由について

1、虐待を受けている高齢者が表に出そうとしない。

    家族の恥・認知症や重度要介護状態のため訴えが出来ない

2、虐待を発見した専門職員や近隣の住民が通報する事が少ない

    プライバシーの観点から通報・報告していいか分からない。

3、専門職員が虐待に関してのアセスメントや対応方法についての研修やトレーニングを受けていない。

介護支援専門員(ケアマネジャー)・民生委員・包括支援センター職員などの虐待に関する知識や統一した対応方法がわからない。

4、専門機関がない、専門機関が分からない。

 行政を中心としたサポートチームが各市町村によって組織されてはいるが、しっかりと機能していない。また行政も統一した対応を把握していない。それよりもなによりも、そういったことが一般の方には周知されていない。



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